音楽監督 松元 宏康

1975年東京都生まれ。4歳よりピアノ、エレクトーンを学ぶ。 1998年洗足学園音楽大学卒業。2003年同大学附属指揮研究所マスターコース修了。

2003年指揮研究所在籍中、仙台フィルハーモニー管弦楽団指揮研究員に就任。2006年には副指揮者に就任しプロの指揮者としてのキャリアをスタートさせた。 在任中、仙台フィルの副指揮者として5年間(約500公演のアシスタント)研鑽を積みつつ、自らも「仙台フィルがやってきた」「宮城県地方音楽祭」などの公演に多数出演し、なかでも企画、司会、指揮を担当した「杜のみやこのふれあいコンサート」、テレビ放映された「七十七銀行スターライトシンフォニー」では軽妙なトークを織り交ぜた公演が話題を呼んだ。また指揮活動以外でもDATE FM「サンデークラシックス」へのレギュラー出演やNHK文化センターでの講師、講演活動など幅広く活躍した。

2009年沖縄で新設されたプロ・オーケストラ、一般社団法人琉球フィルハーモニー管弦楽団の初代専任指揮者に就任。2012年には正指揮者に就任し沖縄におけるクラシック音楽の発展に力を注いでいる。

吹奏楽にも造詣が深く、日本を代表する吹奏楽団へ度々客演し、東京佼成ウインドオーケストラと共演した全日本吹奏楽コンクール課題曲の選考会・全曲初演〔2009年〕、国内演奏旅行とレコーディング〔2010、2011年〕、東京吹奏楽団と共演したCDレコーディング〔2008年〕、国内演奏旅行〔2009、2010、2012年〕、第57回定期演奏会(最年少での定期登場)〔2010年〕、特別演奏会バレエミュージックon Brass〔2012年〕において好評を博した。

今までリリースした10枚のCDやDVDは国内外で評価が高く、特にブリッツ・ブラスとレコーディングした4枚のCDはレコード芸術誌で特薦盤として取り扱われるほか、楽天市場クラシックCD部門で週間ランキング第1位を獲得した。また、吹奏楽指導の様子を収めた「スペシャリストに学ぶ吹奏楽の現場指導」〔2010年〕「これからの指揮法、合奏指導法」〔2011年〕は多くの教育現場で反響を呼んでいる。

ファミリーコンサートのプロデュースにも定評があり、仙台フィル主催「オーケストラで遊んじゃおう」〔2003年から2008年〕の企画協力と出演、北海道・帯広市民文化ホール主催「親と子のわくわくコンサート」〔2008、2010、2011年〕では企画と指揮を担当し1000名以上の親子を動員した。

また、ヒューストン国際映画祭長編ドキュメンタリー部門金賞を受賞した映画「ヒューマニティの伝統」〔2011年〕に指揮者として出演し、日本におけるマンドリンオーケストラの発展に寄与する指揮者として紹介された。

日本を代表する邦楽器奏者からの信頼も厚く度々邦楽オーケストラに客演指揮するほか、フジテレビミュージカル「ハゥ・トゥ・サクシード」の指揮者としても活躍し活動の幅を広げている。

最近の活動はメディアにも取り上げられ、「基礎のしっかりした音楽作りが底流にあり、松元の構成観の確かさと、雄弁な棒のテクニックが説得力に直結している」(レコード芸術)「見事な造形で豊かな音楽観によって作品を入念に仕上げていたように思う。テンポの変化の妙味に特筆すべき物が感じられ、期待したい指揮者」(music pen club Concert Review)と評される。

これまでにエリック・オービエ(Trp)、須川展也(Sax)、金子三勇士(Pf)、稲垣潤一(Vo)、渡辺真知子(Vo)、西川貴教(Vo)、三橋貴風(尺八)など国内外を代表するアーティストと共演する他、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、山形交響楽団、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉、東京佼成ウインドオーケストラ、東京吹奏楽団、シエナ・ウインド・オーケストラ、ヴィヴィッド・ブラス・トーキョー、東京オペラシンガーズなど国内主要オーケストラへ定期的に客演指揮しており、近年はプロ・オーケストラへの出演が年間50公演以上を数える今注目される若手指揮者の一人である。

指揮を秋山和慶、河地良智、増井信貴の各氏に、スコア・リーディングを島田玲子、山内のり子の各氏に、クラリネットを松代晃明氏に師事。 現在、琉球フィルハーモニー管弦楽団正指揮者、ブリッツ・フィルハーモニックウインズ音楽監督、洗足学園音楽大学講師。